本を読むことはそこそこすきなのだが、それが絵本ということになるとかなり興味がある。手に入れたい本は数々あれど、おき場所もさることながら、お値段もけっこうするのでそうそう手にいれることもなく、本屋で手にとったり、図書館で眺めることが多い。
が、以前からテレビなどで見ていたロバート・サブダの飛び出す絵本をゲットした。本まるごと飛び出してくるような仕掛け絵本だ。手に入れたのは「不思議の国のアリス」なのだが、サブダの本にはそのほかにも、「オズの魔法使い」「恐竜時代」「クッキーカウント」などなど子供はもちろん、大人でもわくわくする本がたくさんある。本当は英語版を買おうと思っていたのだが、母も読んでみたいといっていたし、ちょうど日本語版があったので日本語版を購入した。
ラッピングをあけたところから、目くるめく夢の世界だ。見開きにどーんと森が出てきた。そしてその両側にも開けるページがあり、その中にも飛び出す世界が展開する。ひとつひとつが手作りだということをテレビでいっていたが、これは機械なんかでできる代物ではない。まあ確かに、外国のものなので登場人物が特別にかわいいか・・・というわけではないのだが、ページをめくるたびにすごいとしか言いようがない。
最後のページのトランプが飛び交っている有名なページ。ここの場面が大好きだ。もう何回も開いてはとじ、開いてはとじをくりかえしたことか。数少ない私の蔵書の中の上位にランクインすることは間違いない。